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■エアフロセンサー交換 トヨタ カローラフィールダー

平成17年式 DBA-NZE121G 走行距離 34,679k

 

 

エンジンチェックランプが点灯したという事で、お預かり致しました!

 

普段は近距離しか乗らない、完全街乗り仕様なのですが、免許取り立ての息子さんの運転でドライブしたら、チェックランプが点灯したとの事でした。JAFに依頼した所、P0171,C1541の履歴があり、点検を推奨されたそうです。

 

P0171はリーン異常、C1541は車速信号系等のコード。

 

整備書を確認するとC1541はエンジンを始動させてから5分間はエンジン回転数4000rpm以上で検出、エンジンを始動させて5 分後からはエンジン回転数2100rpm以上で検出するとの事。多分車検時、クーラントのエア抜きをする際のレーシングでこのコードが入ってしまったのでしょう。
実際に走行すると、常時ちゃんと車速信号は入力される状態。こちらは異常無しでした。

 

続いてP0171のリーン異常。厄介なコードです・・。

 

ガソリンエンジンは空気とガソリンの混合ガスをスパークプラグで着火し、燃焼させ、その爆発力を動力としています。この混合ガスの1番燃焼効率が良い混合割合(理論空燃比)はガソリン1に対して空気が14.7。
この比率にするには、どうしているのかというと、エアフロセンサーで空気の量を測定し、その数値を元に燃料の量を決定しています。
でもその時の状況に(気圧や気温等)より、どうしてもこのバランスが崩れてしまう訳です。そこで排気管に設けられている空燃比センサー(A/Fセンサー、O2センサー)で燃焼状態を計測し、コンピューターにフィードバックしている訳です。因みに燃料が少なすぎる場合はリーン、逆に多すぎる場合がリッチと言います。
今回はリーンなので、薄い状態を検知したという事ですね。

 

ただ薄くなる要因は様々・・・。エアフロセンサーの特性ずれもあれば、センサーよりも燃焼室よりの場所で空気が混入している場合もあるし、燃料ポンプの吐出圧力低下や燃料を噴射するインジェクターの詰まり等々、様々な要因が考えられます。

 

一先ずアイドリング状態のデータを測定すると、特段異常な数値は見られません。空燃比センサーの値も正常な数値を示しており、リーン状態ではありません。

 

故障コードを検出した際の情報、フリーズフレームデータを見ると、エンジン負荷値、車速、エンジン回転数等から速度がそこそこ出ている状態で、上り坂等、少しアクセルを踏み込む状態、負荷が掛かっている状態で検出していた事が分かりました。

 

一先ず整備書に沿って絞り込み。

 

O2センサーの状態、キャニスターバージの作動状態、エアの吸い込み、エアフロセンサー、点火系、燃圧、排気ガスの漏れ等々基本点検を実施。
O2センサー、O2センサーチェッカーではfail判定と出ましたが、センサー値のふり幅は0.2Vから0.9V程度と広くある状態だし、アクティブテストで強制的に燃料噴射量を増減させるとO2センサー値も正常に変化しているので、グレーだけど一先ずOKかと・・。

 

という事で工場内での点検では異常無しな状態なので、フリーズフレームデータに出ていた状態、実走行で状態を点検するしか無さそうです。

 

平坦な道を普通に走っている時は全く異常無し。
ただ、急負荷が掛かる様な状態、急坂を上る等の状態だと、エンジンの吹けが少し悪く感じる事を確認しました。測定データを見ると、アクセルを踏み込んだ時、O2センサー値がどーんと下がり、リーン状態で固定する状態が見られました。

 

通常、アクセルをどーんと踏んだ時は燃料の噴射量もどーんと増やすので、O2センサー値もリッチよりの値になります。

 

今回はその逆の状態。考えられるのは、エアフロセンサー値が実際の空気量よりも少ない値を出している事。アイドリング程度では誤差は小さくても、アクセルをどーんと踏んだ時は吸入空気量もどーんと増える、その為誤差も大きくなり、結果燃料が少ない状態になり、リーン固定になってしまう、という事の様です。
O2センサーの状態を再確認する為、エアフロを外して走行してみると、やはり負荷が掛かった時はリッチ方向に数値が振る状態を確認。
エアフロNGで間違いないですね。

 

状況をご説明し、エアフロセンサーは交換、一応O2センサーも怪しいので、エアフロ交換後、再度状態を点検したい旨を伝え、作業を進めさせて頂きました。

 

コンピューター診断等総合診断費用 ¥15,000-
エアフロセンサー交換(工賃サービス)¥11,400-
消費税込み総計¥29,040-

 

エアフロセンサー交換後は坂道でもエンジンの吹けは良くなり、O2センサー値もちゃんとリッチ方向に振る状態になりました。多少劣化は進んでいるのでしょうが、一先ずO2センサーは経過観察で良いでしょう。
状態をお伝えし、お返しさせて頂きました!

 

 

 
1段目左画像:こちらは過去にレーシングをした時の物が残っていた様です。

 

1段目中央画像:燃料が薄い状態が継続したというトラブルコード

 

1段目右画像:トラブルコードが出た時の情報です。どの様な状態の時に検出されたのかというのは、常時異常が見られない時、とても重要な情報です。

 

2段目左画像:電気負荷以外はOFFの状態。アクセルを踏み込んでいる時だという事が分かります。

 

2段目中央画像:アクティブテストで燃料を減らした状態。O2センサー値はちゃんと下がりました。

 

2段目右画像:逆に増量した状態。O2センサー値も上がりました。

 

3段目左画像:実際に走行した時のデータです。吸入空気量が増加した時(アクセルを踏み込んだ時)、燃料噴射量は増加していますが、燃焼結果を表すO2センサー値は急激に下がり、リーン固定となる事が分かりました。

 

3段目中央画像:エアフロセンサーをはずした状態。踏み込んだ直後は吸入空気量の情報が無い為、一時的に下がりますが、その後ちゃんと上がっています。

 

3段目右画像:エアフロ交換後です。O2センサー値も上昇する事が確認出来ました。エンジンの吹けも改善しました。

 

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