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故障修理車検・点検

ギヤが入り辛い スズキ キャリィ

平成25年式 EBD-DA16T 走行距離23,723km

車検整備でお預かり致しました!

お客様より1速と2速が入り辛いとご指摘を頂いていたので、まずはそちらを点検。完全冷間時、エンジン停止状態でシフトを動かすと、どのシフト位置でもスムーズに動く状態。ただ、エンジンを掛けた状態でだと、1速2速、たまにリバースが入り辛い状態を確認。クラッチが駄目なのかな~と思いながら走ってみると、温まってからの方がより顕著に症状が出る様になりました。工場に戻って、再度エンジン始動時、停止時と確認すると、どちらででも症状が出る状態。ミッション側も怪しいかも・・。

一先ず他の車検関連部分の点検と並行し、点検作業を開始します。

まず気になったのが、ラジエターファンが回転すると、ファンが擦れる様な音がしていました。羽を触るとガタがある状態。
運転席廻りを分解し、上からファンシュラウドを外し、ブレードを取外します。ただ、特段ブレードのスリッドにガタ付きは無く、単純にモーターにブレードを固定するナットが緩んでいるだけでした。回り止めが塗布されているので、勝手に外れる事は通常無いのですが・・。
一先ずこちらはロックタイト(回り止め)を塗布し、締め直しをします。

後はロアアームブーツ、タイロッドエンドブーツのひび割れ、左ブレーキランプ・レンズの色あせ、バッテリー、タイヤの劣化、エンジンオイル、ブレーキオイルが各交換時期です。

またミッションですが、オイルは2年前に交換しており、そこから約7000km走行程度の状態。にも係らず、数万km走行した後ぐらい、ドレーンボルトのマグネット部分に鉄粉が付着していました。
ディーラーさんに相談した所、クラッチペダルに足を乗せた状態で運転される方は、クラッチが早く減ってしまい、ギヤが入り辛くなる症例がかなりあるとの事で、一先ずはクラッチを施工して、様子を見ては?との事でした。

お客様にご相談した所、やはりクラッチペダルに足を置いて運転しているとの事。
ただ一先ず今回は、クラッチの調整、ミッションオイル交換、ミッションオイルの添加剤を入れ、様子を見るという事になりました。

  • 基本点検料 ¥25,000-
  • 検査機器による点検、調整 ¥5,000-
  • エンジンオイル及びドレーンガスケット ¥100-(オイル車検時無料)
  • フューエル1 ¥1,600-
  • バッテリー40B19R ¥6,000-(充電制御車用)
  • ウィンドウォッシャー液 ¥100-
  • ブレーキオイル、リヤカップキット等 ¥4,400-
  • タイヤ組替、バランス調整、廃タイヤ処理費用一式 ¥6,000-
  • タイヤ ブリジストン デザートデューラー ¥6,300-×4
  • ゴムバルブ ¥200-×4
  • 発煙筒 ¥680-
  • ブレーキランプ・レンズ ¥630-
  • ロアアームブーツ左右取替 ¥12,800-
  • ロアボールジョイントブーツ ¥1,210-×2
  • タイロッドエンドブーツ交換 ¥3,200-
  • タイロッドエンドブーツ ¥290-×2
  • ショートパーツ ¥1,000-
  • ラジエター電動ファンブレード脱着、ナット締め直し一式 ¥26,400-
  • ミッションオイル ¥5,200- (Wako’s RG75 90LSD)
  • ミッションオイル添加剤 ¥4,400-(Wako’sマジック5)
  • ミッションオイル漏れ止め剤 ¥1,440-(Wako’s ミッションパワーシールド)

整備小計¥133,050-、車検諸費用¥37,130-、消費税及び早期ご予約割引が入った総額は¥182,485-となりました!

 ラジエターファン・シュラウド取外し中です。
センターコンソールを取外し、シフトワイヤー、ブレーキワイヤー等を取り外していきます。

 ここまでくれば、シュラウドを下から引きずり出せます

 中心のナットが何故か緩んでいました・・。

 タイロッドエンドブーツです。ひび割れしている状態。

 ロアアームブーツです。亀裂が入っており、破れる寸前でした。

 各ブーツ交換後です。