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故障修理車検・点検

エンジン始動に時間が掛かる　スバル　レガシィ

平成14年式　TA-BH5　走行距離61,181km

車検整備でお預かり致しました！

エンジン始動時、クランキングが長く、掛かり辛い事があるとの事。
まずは検査機器による点検を実施。
排気ガステスターで計測すると、レーシング直後だとCOが3％、HCが1,800ppmと以上に高く、
車検不適合の状態。
またコンピューター診断をしてみると、P0335　クランク角センサー系統の過去履歴が有りました。

クランク角センサーはピストンの位置を検出し、燃料の噴射タイミングやスパークプラグの着火タイミングを
決定する為の重量なセンサー。このセンサーが情報を流さない状態だと安全の為、燃料を噴射しなくなります。
クランキングが長いという症状は確認出来ませんでしたが、比較的故障の多いセンサーですし、また症状とも
合致する部分なので、センサーは交換する事にしました。
またスパークプラグや吸気系を点検すると、プラグの劣化、スロットルボディの汚れが見られました。
こちらはプラグの交換、吸気系の清掃を実施する事としました。

さらに点検を進めると、エアコンベルト・テンショナープーリーから「キュラキュラ」少し音がしている状態。
テンショナー・プーリーは交換した方が良さそうです。
またヘッドライトの光度が不足しており、HIDバーナーの取替が必要。

後はエンジンオイル、クーラント、ブレーキフルードといった油脂類が交換時期。

状況をご説明した所、全て施工させて頂く事となりました。