スバル R2 エンジン不調 日野市 八王子市 多摩市 国立市 立川市 東京  


故障修理

吸気系統清掃 スバル R2

平成16年式 UA-RC1 走行距離116,459km

エンジン不調という事でお預かり致しました!

お客様の訴えは2つ。
1つはアイドリング回転数が低く(500rpm位との事)、信号待ち等でエンジンが震える事があるとの事。
もう1つはギヤを切り替え、クラッチを切った際にエンジン回転数が上がるとの事でした。
確かにメーターで見ると、0と1,000rpmの真ん中辺りを示しています。ただ振動する、アイドリングが不安定になるという様な症状は再現しません。
またギヤを切り替えする時に回転数が上がるという件は、確認が出来ました。
この車両は電子スロットルボディに切り替わったばかりの頃の車両。
電子スロットルボディはアクセルペダルのセンサー値をコンピューターが演算し、スロットルボディのモーターがスロットルボディを開閉します。
ただ、この車両は電子スロットルボディに切り替わったばかりの頃の車両。演算に時間がかかる為、あまりアクセルレスポンスもそもそも良くありません。
意識的に早めにアクセルをOFFにしてからクラッチを切れば、エンジン回数は上がりませんが、普通に操作をすると、クラッチを切ることによりフライホイールの抵抗が低減し、且つアクセルレスポンスが良くない事から、エンジン回転数が少し上がっていまいます。という事で、仕方無いことかと・・。

続いてエンジン回転数の方を点検。
一先ずスキャンツールで状態を確認。
トラブルコードは無し。暖気後のエンジン回転数は、基準値の700rpmを示しています。こちらも異常ではないですね・・。

ただ排気ガス・テスターの数値を見ると、COは0%ですがHCは105ppmとHCが高い状態。点火系を見ると、スパークプラグは正常な状態。吸気系を見るとスロットルボディは汚れていました。アクセルレスポンスも多少改善が見込めるかもしれませんし、アイドリングが不安定になる要因にもなりますので、清掃はした方が良さそうです。

という事で状況をご説明し、吸気系の清掃をご提案。受注となりました。

清掃後、HCは4ppmまで低減。燃焼効率は改善しました!

  • エンジン系統、点検一式 ¥6,400-
  • エンジン内部カーボン洗浄 ¥4,800-
  • Wako’sスロットルバルブクリーナー ¥2,500-
  • PETRA フューエルシステム・クリーナー ¥5,200-
  • Wako’sフューエル1 ¥1,800-

整備小計¥20,700-、消費税が入った総計は¥22,770-となりました!

 スロットルボディ、入庫時の状態です。黒いカーボンが堆積している状態が分かります。

 清掃後の状態です。

 清掃イメージです。