スバル レヴォーグ加速時の衝撃症状を完全修理!エアフロセンサー交換事例


故障修理車検・点検
車両情報
・車種:スバル レヴォーグ
・年式:平成27年式(DBA-VM4)
・走行距離:96,856km

今回は、セーフティチェックでご入庫いただいた【スバル レヴォーグ】の整備事例をご紹介します。
事前にご提案していたフロントショックアブソーバー(アッパーマウント含む)・リヤショックアブソーバー・スパークプラグの交換を実施しました。
さらに点検の結果、エンジンオイルも交換時期でしたので追加整備を行いました。

日野市・八王子市・多摩市・立川市周辺でのスバル車整備・故障診断は当社にお任せください!

1. 点検・診断の流れ

まずは通常の点検作業と同時に、走行テストや診断機によるチェックを実施しました。
ところが走行テスト中、0スタートから約20km/hに達した瞬間に「ガクッ」と衝撃を感じる症状を確認。
この不具合は以前からご相談いただいていた内容でしたが、発生が不安定なため、プラグを交換し、様子を見て頂く事をご提案していました。

診断の結果、CVT本体には問題無し
・ストールテスト → 良好
・タイムラグテスト → 良好
・オイル漏れの有無 → 問題なし
・フルードは交換済みで状態も良好   

スキャンツールによるモニターではDTC無し、アイドリング安定、空燃比学習値は-7%でした。 

そこで点火系を重点的に確認したところ、燃焼時間や点火二次電圧にばらつきが見られたため、スパークプラグを交換しました。

2. 整備内容と交換部品

  • フロントショックアブソーバー アッパーマウント交換
  • リヤショックアブソーバー交換
  • スパークプラグ交換(圧縮測定済)
  • エンジンオイル交換
  • エアフロセンサー清掃 → 特性ズレ確認後、交換
  • アライメント測定・調整
交換したアッパーマウント

交換したリヤショックアブソーバ
交換したスパークプラグ
交換したエアフロセンサー
新品のエアフロセンサー装着後の状態です。

3. 詳細診断のポイント

  • 症状はIモードでのみ発生、Sモード・マニュアルモードでは発生せず
  • 加速中、リヤO2センサーがリーン固定となる/同時にCVTはスリップロックアップに変化/さらに2速へ切り替わるタイミングで発生
  • CVTのロックアップは正常に機能。特にマニュアルモード時にはスリップロックアップへ移行した瞬間でもスムーズにエンジン回転数が上昇しており、不良ではない事が確認できました。
  • EGR:症状が再現している時もスリップロックアップに切り替わる前に開き始めており正常。またアクティブテストで強制的に開くとエンジン回転数が下がるなど明確な変化が確認でき、正常と判断しました。
  • VVT:進角・目標追従性ともに良好で異常なし
  • A/Fセンサー:走行中燃料カットが働いた際、A/F出力ラムダ値が即座に1以上(リーン)へ変化。またアクティブテストで燃料を増減させた際も即座に出力が追従し、正常と判断しました。
  • リヤO2センサー:症状時はリーン固定となるが、2年前に交換済みであり、センサー自体は正常と判断しました。
  • エアフロセンサー清掃で改善 → 特性ズレの可能性大

結果として、エアフロセンサー交換後に症状は消失
ご返却後2週間の経過観察でも再発は無く、完全修理となりました。

4. 費用明細

作業内容 費用(税抜)
6ヶ月セーフティ点検・基本診断 ¥3,000
フロントショックアブソーバー交換一式(アッパーマウント含む) ¥61,080
リヤショックアブソーバー交換一式 ¥115,960
アライメント測定・調整 ¥23,400
スパークプラグ交換一式(圧縮測定含む) ¥30,920
エンジンオイル交換(Wako’s アンチエイジングオイル 15W-40) ¥10,880
エンジン不調点検一式 ¥15,300
エアフロー・メーター取替 ¥20,910
車両持ち込み割引 -¥3,000
小計:¥277,850
税込総額:¥305,635

アクセス・店舗情報

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営業時間:平日・土曜 9:00~18:00(日祝休み)
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