トルコン太郎で圧送交換するなら日野市の秀勇自動車へ|フォレスターCVTF3段階クリーニング施工事例

・車種:スバル フォレスター
・型式:5AA-SKE
・初度登録:平成30年9月
・走行距離:53,080km
症状・ご相談内容
今回は、秀勇自動車のホームページに掲載している施工事例をご覧いただいたオーナー様より、スバル フォレスター(5AA-SKE)のCVTフルード(CVTF)圧送交換および前後デファレンシャルオイル交換のご依頼をいただきました。
走行距離は53,080kmに達しており、CVTFや前後デフオイルといったミッション系フルード類のメンテナンスを検討されていたとのことです。CVTFは定期的な交換を行わないと、変速ショックや滑り、最悪の場合はCVT本体の損傷につながることもあります。オーナー様はそうしたリスクを事前に把握されており、早めのメンテナンスとしてご来店いただきました。
CVTフルードは走行とともに酸化・劣化が進みます。劣化したフルードは潤滑性能が低下し、CVT内部のベルトやプーリーの摩耗を加速させます。変速がぎこちなくなる、燃費が悪化するなどの症状が出始めた場合は、早急な点検・交換をおすすめします。
原因・点検結果
入庫後、まずCVTFの状態を確認しました。フィラープラグを外し抜き取ったフルードの色を新油と比較したところ、本来は透明感のある黄金色であるべきCVTFが、真っ黒に変色していることが確認されました。これは長期間交換が行われていなかった、もしくは高負荷走行が重なってフルードの劣化が進行していたことを示しています。
前後のデファレンシャルオイルについても同様に点検を実施。こちらも交換時期を迎えており、定期メンテナンスとして交換することになりました。
作業工程・技術的なポイント
「トルコン太郎」は、CVTやATのオイルクーラーホースに専用アタッチメントを接続し、旧フルードを抜き取りながら同時に新油を圧送注入する専用機器です。通常のドレーン交換では抜き取れないCVT内部の旧油まで効率よく入れ替えることができ、内部フィルターによるろ過機能も備えています。スキャンツールと連携して油温を管理しながら作業を行うため、メーカー規定の温度条件下での正確なフルード量調整が可能です。
CVTFの交換は、スバル純正規定に準拠した手順で、トルコン太郎を使用した圧送交換方式で実施しました。以下に作業の流れをご説明します。
【STEP 1】フラッシング(洗浄)
CVTが十分に冷却した状態でエンジンを始動し、フィラープラグを外してオートマ用フラッシング剤(PETRA TRANSMISSION SYSTEM CLEANER)を注入。CVTフルードが十分に洗浄されるまで、アイドリング状態を保持し油温を上げます。高温にする事で、CVT内部に蓄積したスラッジや汚れを洗浄します。
【STEP 2】トルコン太郎の接続・圧送交換開始
エンジンを停止し、オートマオイルクーラーホースを取り外して専用アタッチメントホースを2本取り付け。トルコン太郎を接続し、エンジンを始動します。片方のホースから旧フルードを抜き取り、もう片方から新油(WAKOS CVTFプレミアムスペック)を圧送注入します。
【STEP 3】ろ過・追加洗浄
新油への入れ替えが完了したら、トルコン太郎内部のフィルターを通してフルードをろ過し、さらに洗浄を行います。これにより、交換後のフルードをより清浄な状態に仕上げます。
【STEP 4】油温管理・油量調整
CVTFの油量はオイル温度によって変化するため、メーカー規定温度での計測が必要です。洗浄後に一度冷却し、スキャンツールを接続してCVTFの温度をモニタリングしながらエンジンを始動。CVTのフィラープラグを取り外し、添加剤(PETRA UNIVERSAL SYNTHETIC CVT CONDITIONER)を注入後、再びフィラープラグを取り付けます。アイドリング状態でフルード温度を35℃まで上昇させたところでフィラープラグを外し、フルード量を精密に調整して完了です。
CVTFは温度によって体積が変化します。冷えた状態で量を合わせても、実際の走行温度に達すると規定量からずれてしまいます。秀勇自動車ではスキャンツールで油温を監視しながら、メーカー規定温度(35℃)での正確な油量調整を行っています。
【STEP 5】前後デファレンシャルオイル交換
CVTFの交換完了後、フロントおよびリヤのデファレンシャルオイルを交換しました。使用オイルはWako’s RG・ANOTHER RG7590LSD 75W-90です。フロント1.40L、リヤ0.80Lをそれぞれ注入し、ドレンコック・ガスケット、オイルレベルガスケット、フィラープラグガスケットも同時に新品に交換しました。
作業結果
CVTFについては、圧送交換とトルコン太郎内部フィルターによるろ過を経て、新油とほとんど変わらない透明感のある状態まで仕上げることができました。抜き取り始めの真っ黒な状態から、見違えるほどきれいなフルードへと生まれ変わっています。
スキャンツールによる油温管理のもと、規定温度での油量調整も正確に実施。前後デファレンシャルオイルも新油に交換し、全ての作業が完了しました。変速感のスムーズさや走行フィールの改善が期待できます。
費用明細
| 作業内容・使用部品名 | 数量 | 単価(円) | 金額(円) |
|---|---|---|---|
| ■ ATF又はCVTF 圧送交換(スキャンツールにて油温管理) | |||
| 技術料(取替) | ― | ― | 9,000 |
| WAKOS CVTFプレミアムスペック(定価¥3,720-) | 14.00 | 3,400 | 47,600 |
| PETRA TRANSMISSION SYSTEM CLEANER | 1.00 | 2,500 | 2,500 |
| PETRA UNIVERSAL SYNTHETIC CVT CONDITIONER | 1.00 | 3,500 | 3,500 |
| ガスケット、フィラープラグ 803918060 | 1.00 | 320 | 320 |
| パーツクリーナー | 1.00 | 2,300 | 2,300 |
| ■ フロント・デファレンシャル・オイル交換 | |||
| 技術料(交換) | ― | ― | 3,600 |
| ドレンコック・ガスケット 803926090 | 1.00 | 190 | 190 |
| Wako’s RG・ANOTHER RG7590LSD 75W-90 | 1.40 | 2,760 | 3,864 |
| ガスケット、オイルレベル 803918060 | 1.00 | 320 | 320 |
| ガスケット、フィラープラグ 803918060 | 1.00 | 320 | 320 |
| ■ リヤ・デファレンシャル・オイル交換 | |||
| 技術料(交換) | ― | ― | 2,700 |
| ドレンコック・ガスケット 803918060 | 1.00 | 320 | 320 |
| Wako’s RG・ANOTHER RG7590LSD 75W-90 | 0.80 | 2,760 | 2,208 |
| ガスケット、フィラープラグ 803918060 | 1.00 | 320 | 320 |
| 技術料合計 | 15,300円 | ||
| 部品合計 | 63,762円 | ||
| 整備料合計 | 79,062円 | ||
| 消費税(10%) | 7,906円 | ||
| 御請求額(税込) | ¥86,968 | ||
まとめ
今回は、スバル フォレスター(5AA-SKE/走行53,080km)に対し、トルコン太郎を使用したCVTF圧送交換と前後デファレンシャルオイル交換を実施しました。
抜き取ったCVTFは真っ黒に変色しており、劣化が顕著な状態でした。圧送交換によって14リットルのフルードを入れ替え、さらにトルコン太郎内部フィルターでろ過することで、新油と遜色ないレベルまで清浄化することができました。スキャンツールによる油温管理のもと、メーカー規定温度35℃での正確な油量調整も行っています。
CVTFや前後デフオイルは、エンジンオイルほど意識されることが少ないメンテナンス項目ですが、定期的な交換がトランスミッションや駆動系の寿命を大きく左右します。秀勇自動車では、専用機器と豊富な経験をもとに、オーナー様の大切なお車を長く安全に乗り続けていただけるよう、丁寧な整備を心がけています。
CVTフルードの交換時期や前後デフオイルのメンテナンスについてご不明な点がございましたら、お気軽に秀勇自動車までご相談ください。
〒191-0041 東京都日野市南平8-17-17
TEL:042-591-6136 / FAX:042-592-8668
URL:http://www.shu-you.com/
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