ブッシュ交換が必要な3つのサイン|スバル フォレスターの整備事例


故障修理

スバル フォレスター 前輪ロアアームブッシュ・ボールジョイント交換作業

車両情報
・車種:スバル フォレスター
・型式:DBA-SJ5
・初度登録:平成27年11月
・走行距離:75,548km

ご依頼内容と入庫時の症状

今回は、前輪ロアアームのブッシュおよびロアアームのボールジョイントを交換して欲しいとのご依頼でお預かりいたしました。平成27年式のスバル フォレスター(DBA-SJ5型)で、走行距離は75,548kmとなっております。

現車をリフトアップして持ち上げて点検したところ、前輪はガタガタの状態でした。詳しく確認すると、前輪ロアアームの前側ブッシュにガタがある状態であることが判明しました。ブッシュの劣化によりサスペンションの支持が不安定になり、走行時の異音や乗り心地の悪化、ハンドリングへの影響が懸念される状態でした。

作業内容

ロアアームブッシュの交換

まず、ロアアームを車両から取り外し、専用のプレス機を使用してロアアーム左右の前後ブッシュ、合計4か所を打ち換えしました。ブッシュはゴム製の緩衝部品のため、経年劣化により硬化やひび割れが発生します。今回のように走行距離が75,000kmを超えている車両では、定期的な点検と交換が推奨される部品です。

ロアアームブッシュをプレスで打ち換えている作業状態の画像です。

ブッシュ交換後のロアアーム全体の画像

前輪ロアアームの前側ブッシュです。左側の抜き取ったブッシュはゴムが断裂しており、内側の筒部分が動いてしまう状態でした。

後ろ側のブッシュです。こちらにガタは無い状態でしたが、大きな亀裂が入っており、いつ完全に断裂してしまうかわからない状態でした。

スタビライザーリンクの予防整備

ロアアームからスタビライザーリンクを取り外す必要があったため、予防整備として同時に交換させていただきました。スタビライザーリンクも走行による負荷で劣化する消耗部品であり、異音の原因となることが多い箇所です。今回のタイミングで交換することで、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。

交換後のスタビライザーリンク、ロアアームボールジョイントの装着状態の画像です。

ロアアームボールジョイントの交換

ロアアームのボールジョイントも左右ともに交換させていただきました。ボールジョイントはステアリング操作やサスペンションの動きを伝達する重要な部品で、ガタが発生すると走行安全性に直結します。今回はお客様のご依頼どおり、確実に交換作業を実施いたしました。

車体に装着後のロアアームの画像です。

専門技術:1G締付とオートヘッドライトレベラーシステムの再初期化

ブッシュ交換後は、車両の荷重が掛かった状態で締付を実施する「1G締付」を行いました。これは、サスペンションが通常走行時の状態(1G状態)で固定されるようにするための重要な作業工程です。この作業を怠ると、ブッシュに無理な負荷がかかり、早期劣化の原因となります。

さらに、サスペンション系統の作業を行ったため、オートヘッドライトレベラーシステムの再初期化および光軸調整を実施いたしました。車高が変化した場合、ヘッドライトの照射角度がずれてしまうため、安全な夜間走行のために必須の調整作業となります。

作業完了後の状態

作業後は最初にあったガタつきは完全になくなりました。ブッシュとボールジョイントが新品に交換されたことで、サスペンションの支持がしっかりと回復し、走行時の安定性が向上しております。お客様にも安心してお乗りいただける状態に仕上がりました。

費用明細

作業内容・部品名 数量 単価(円) 金額(円)
フロント・サスペンション・ロアアーム脱着 1 9,000 9,000
フロント・サスペンション・ロアアーム・ブッシュ取替 1 9,000 9,000
ブッシュ トランスバース リンク リア(20204AG011) 2.00 1,480 2,960
ブッシュ トランスバース リンク フロント(20204AG030) 2.00 1,220 2,440
キャッスル ナット(023212010) 4.00 80 320
セルフ ロック ナット(902350030) 2.00 180 360
セルフ ロック ナット(902350031) 2.00 360 720
フロント・スタビライザ・リンク取替 1 1,800 1,800
リンク アセンブリ フロント スタビライザ(20420XA000) 2.00 5,580 11,160
フランジ ナット(902370063) 4.00 240 960
フロント・ロア・ボールジョイント取替 1 3,600 3,600
ボール ジョイント コンプリート(20206AJ000) 2.00 3,230 6,460
オートヘッドランプレベラーシステム再初期化及び光軸調整 1 2,700 2,700
ショートパーツ 1.00 2,000 2,000
技術料合計   26,100
部品合計   27,380
整備料合計(税抜)   53,480
消費税(10%)   5,348
預り金合計   58,828

※上記金額は税込表示となっております。


まとめ

今回のスバル フォレスターの整備では、前輪ロアアームブッシュ、ボールジョイント、スタビライザーリンクの交換を実施し、サスペンション系統を完全にリフレッシュいたしました。走行距離が75,000kmを超えた車両では、こうした足回り部品の劣化が進行しやすくなります。定期的な点検と適切なメンテナンスにより、安全で快適な走行を維持することができます。

秀勇自動車では、このような足回り整備から一般整備、車検まで幅広く対応しております。お車の異音やガタつき、乗り心地の悪化など、気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。


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