ホンダ CR-V 車検整備事例 エンジン不調・空燃比異常の診断と修理


故障修理車検・点検
車両情報
・車種:ホンダ CR-V
・年式:平成20年式(型式DBA-RE4)
・走行距離:134,002km

今回は、車検でご入庫いただいた【ホンダ CR-V】の整備事例をご紹介します。

点検の結果、エンジンの空燃比に異常が確認されたため、詳細診断を行いました。

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1. 診断結果と問題の発見

まず、OBD診断機(スキャンツール)でエンジンコンピュータの詳細データを確認したところ、以下の異常が発見されました:

⚠️ 発見された問題点
・空燃比補正値及び学習値の合計:-18%(正常範囲を大幅に超過)
・エアーエレメント(エアフィルター)の著しい汚れ
・スロットルボディ等吸気系統の汚れ蓄積

空燃比とは?
エンジンが正常に燃焼するために必要な「空気と燃料の混合比率」のことです。この比率が乱れると、エンジン不調や燃費悪化、排ガス性能の低下を引き起こします。

今回の車両では、補正値が-18%に達しており、ECU(エンジンコンピュータ)の制御限界である±25%に近づいている危険な状態でした。