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故障修理車検・点検

スロットルボディ清掃など ニッサン ADエキスパート

平成24年式 DBF-VY12 走行距離118,077km

車検整備でお預かり致しました!

お客様より惰性で旋回中や、信号待ちで停止後にNレンジにした瞬間等にエンストしてしまうとご指摘頂きました。

お預かり後、レーシングした後やPレンジからRレンジに入れた直後等にエンストしてしまう状態を確認しました。止まってしまう時は完全暖気後で、振動は全く無く、ストンと止まってしまいました。エンスト後、再始動は容易に出来ます。
排気ガス濃度はCO 0.01%、HCは10ppm程度と問題無し。
因みに昨年の車検時、105,028kmでスパークプラグやイグニッションコイルは交換済みです。

一先ずスキャンツールでコンピュータ診断を実施。エラーコードは有りません。データーモニターを見ると、空燃比学習値が110%、補正値が103%位でした。少しプラスよりになっています。
続いて吸気系に吸い込みが無いか確認。パーツクリーナーをスロットルボディーとエアーエレメントクリーナー・ボックス間のゴムホースに噴霧した時、エンジン回転数の落ち込みはほとんど有りませんが、空燃比補正値が噴霧した直後70%台まで下がり、パーツクリーナーが乾くと元の数値に戻るという状態が確認出来ました。

ホースを外してみると、蛇腹の谷部分にひび割れが・・。
この部分からエアーを吸いこんでいた様です。

ガソリンエンジンは空気とガソリンを混ぜてガスを燃やしています。
空気14.7に対し、ガソリン1の割合が基本混合率。この割合が崩れると、調子良くエンジンは回りません。
エンジンコンピューターは、エンジン内に取り込む空気量を測定する事で、ガソリンの量を決定しています。

今回この空気量を測定するセンサーより後ろにあるダクトから空気が混入してしまった為、燃料の量が不足し、エンジン不調を起こしていた、という状態でした。
更にエンジン内に取り込む空気量を調整する弁、スロットルボディーも煤で汚れており、空気量の微調整がし辛い状態でした。
この2点が原因だった為、スロットルボディーは清掃、ダクトは交換させて頂きました。

交換後は数値も安定し、症状も再現する事が無くなりました。

これ以外はエンジンオイル、オイルフィルター、クーラント、ブレーキオイル、ワイパーゴム、ブレーキパット、ブレーキディスクローター、エアコンフィルター、タイロッドエンドブーツ、ナンバー灯の交換を実施させて頂きました!

  • 基本点検料 ¥27,000-
  • 検査機器による点検、調整 ¥5,000-
  • エンジンオイル Wako’s ex-cruseスペシャル5W-40 ¥0-(車検時無料)
  • ドレーンパッキン及びオイルフィルター ¥1,500-
  • クーラント ¥4,600-
  • ワイパーゴム ¥2,650-
  • ウォッシャー液 ¥300-
  • ブレーキオイル及びパーツクリーナー ¥3,300-
  • リヤカップキット ¥1,070-
  • ブレーキパット ¥10,100-
  • ブレーキローター ¥11,000-×2
  • エアコンフィルター交換 ¥3,000-
  • エアコンフィルター ¥1,980-
  • 左右タイロッドエンドブーツ交換 ¥8,000-
  • タイロッドエンドブーツ ¥400-×2
  • セルフロックナット ¥280-×2
  • 左側ナンバー灯バルブ ¥150-
  • エンジン不調、スキャンツールにて診断 ¥3,200-
  • エアホース取替 ¥1,600-
  • エアホース ¥3,650-
  • Wako’sスロットルバルブクリーナー ¥2,500-
  • PETRAフューエルシステムクリーナー ¥5,000-
  • Wako’sフューエル1 ¥1,800-
  • 急速TAS学習施工 サービス

整備小計¥109,760-、諸費用¥30,380-、消費税が入った総額は¥151,116-となりました!

 スロットルボディです。黒いカーボンが見られます。

 清掃後です。電子制御スロットルボディなので、対応品で清掃をしないと、故障の原因となります。

 スロットルボディ以降はフューエルシステムクリーナー(イラストはVIC)でインマニ、バルブ廻りを清掃し、フューエル1で燃料系等を清掃します。

 ひび割れしていたダクトです。この部分から空気が混入していました。

 交換後です。